皆さま方におかれましては、日常診療等でご多忙のおり、本調査にご協力いただきありがとうございました。お陰様で、1000名を超える先生方(および8000名を超える患者様)からの回答がありました。これをもとに、アレルギー疾患診療の現状について十分な解析が期待できます。
各種アレルギー疾患ガイドラインに関しては多くのご意見があることは十分承知しておりますが、一方で、喘息入院者数や死亡数の減少に貢献してきたことは否定できない事実と思います。今後、皆さまからのご回答を生かして、アレルギー疾患診療のガイドラインと実態のギャップ等について検討やweb発信をし、また皆さま方からいただいたご意見を生かして、今後のガイドライン改訂に役立てたいと考えております。
今後ともご指導のほどお願い申し上げます。
平成26年7月
一般社団法人 日本アレルギー学会理事長
独立行政法人 国立成育医療研究センター 副研究所長
斎藤博久
★お知らせ★
日本アレルギー学会は、第1回総合アレルギー講習会を横浜にて2014年12月20日(土)、21日(日)に開催します。
この講習会は、学会会員だけでなく、非会員の皆さんにも門戸を開いています。
2017年度から始まる新しい専門医制度を見据え、「国民から求められる総合的なアレルギー診療を実践できる専門医」像を目指したプログラムで構成されていますので、ぜひ受講をご検討ください。