ところが実態(※)は、患者の9%(成人で6%、小児で12%)しか「鼻炎を悪くする原因を取り除く・避ける」よう主治医に指導されていません。
ところが実態(※)は、仕事・勉強・家事など日常生活に「あまり/全く差支えない」状況の患者は全体の32%(成人で24%、小児で40%)に過ぎません。逆に言うと、残りの大多数が日常生活に支障をきたしており、症状コントロールまで到達出来ている人は少ないようです。
ところが実態(※)は、患者の9%が鍼灸(注:鼻炎は保険適用外です)や、甜茶(てんちゃ)・ヨーグルト・いちごなどの食事療法を主治医から指導されており、うち8%の人は薬を一切処方されていませんでした。ここではそれらに効果があるかどうかの判断は避けますが、間違った民間療法を行わないように気をつける必要があります。