治療の途中で薬を変更した患者の場合、その変更時の経緯の違いでその後のアドヒアランスが異なるのかを見た。すると「アレルギー」以外の4つのタイプにおいて、「医師主導による薬剤変更」の方がアドヒアランスが良好だった。一方、「アレルギー」では、ごくわずかではあるが、「患者(または家族)主導による薬剤変更」の方がアドヒアランスが良好という結果に。「アレルギー」治療においては、患者側が薬剤決定に主体的にかかわるほうがうまくいく可能性がある。
各「疾患タイプ」に含まれる具体的疾患名
各グラフの指標にマウスオンすると、数値が表示されます
【睡眠うつ】うつ / 睡眠障害
【生活習慣病】高血圧症 / 高尿酸血症・痛風 / 脂質異常症 / 糖尿病
【アレルギー】アトピー性皮膚炎 / にきび / 花粉症・アレルギー性鼻炎 / 喘息
【中高年】逆流性食道炎 / 更年期障害 / 前立腺肥大症 / 椎間板ヘルニア
【高齢者】アルツハイマー型認知症 / 関節リウマチ / 骨粗しょう症 / 脳血管疾患(脳卒中) / 緑内障
【その他】禁煙